みどりぐみくじら公園に行ってきました〜年中〜

2020年02月04日

節分〜豆をまこう!〜

昨日は子どもたちと一緒に豆まきをしました
その様子をお伝えします

みなさんは節分、そして豆まきの由来をご存知ですか?
【節分の由来】
節分とは本来、季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをいい、年に4回あります。ところが、旧暦では春から新しい年が始まったため立春の前日の節分(2月3日頃)は大晦日に相当する大事な日でした。そこで、立春の前日の節分が重要視され節分といえばこの日をさすようになったのです。
昔は季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられておりさまざまな邪気祓い行事が行われてきました。おなじみの豆まきも新年を迎えるための邪気祓い行事です。
【豆まきの由来】
古代中国では大晦日に「追儺ついな」という邪気祓いの行事がありました。これは桃の木で作った弓矢を射って鬼を払う行事です。
これが奈良時代に日本に伝わり平安時代に宮中行事として取り入れられました。その行事のひとつ「豆うち」の名残が「豆まき」で江戸時代に庶民の間に広がりました。
豆を”打つ”から”まく”に変わったのは農民の豊作を願う気持ちを反映し畑にまくしぐさを表しているからだといわれています。
本来は大晦日の行事でしたが旧暦では新年が春から始まるため、立春前日の節分に行われるようになり、節分の邪気祓い行事として定着していきました。
豆まきは鬼は邪気や厄の象徴とされ形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を越えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられてきました。
鬼を払う豆は五穀の中でも穀霊が宿ると言われる大豆です。豆が「魔滅」豆を煎ることで「魔の目を射る」ことに通じるため煎った大豆を使いこれを「福豆」といいます。
子どもたちにはここまで難しい話は伝えていませんが
私たち職員全体で改めて意味を確認してから節分を迎えるようにしました


1月の後半から子どもたちと【まめまき】という歌を歌ったり
年少さんは豆を入れる袋、年中さんは鬼のお面を作って
「もうすぐ節分なんだって!」と話をしてきました
昨日登園してきた子どもたちはなんだかそわそわ・・・
「本当に鬼はくるの?」なんていっている子もいました

年少さんはお部屋で豆まきをしました
年長さんが鬼役になってお部屋にきてくれたことで少し安心しながらも
一生懸命豆をまく子どもたちの姿が!
「鬼は外!福は内!」と掛け声をかけながら楽しく豆まきをしました
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年中さんは一歩踏み出して外で豆まきをしました
鬼はやはり年長さんがやってくれました
毎日の遊びで鍛えられた体を使いながら
力いっぱい豆をまく子どもたち
年少さんもテラスから応援している姿がありましたよ

年長さんは「自分の中の鬼を追い出そう」ということで
鬼のお面を被り、年長さん同士で豆まきをしました
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年中さん・年長さんはそのまま一緒にお弁当を食べました
普段なかなか行かない年長さんのクラスでお弁当を食べることができて
嬉しそうな年中さんでした♪
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これで鬼もいなくなって安心〜と思いきや
午後にホールで本物の鬼を見たんだよ!という子がちらほら・・・
お部屋を暗くして鬼が来ないように静かに過ごしているクラスもあったようです
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ohisama_kids at 16:01│園生活のひとこま 
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